サプライチェーンマネジメント(SCM)


■サプライチェーンマネジメント(SCM)について説明します。

前のページで、MRPについて少しお話しました。

MRPとは、Material Requirements Planningの略です。
日本語で言うと、「資材所要量計画」と言います。

部品や、材料の計画を立てることです。

このMRPは、プッシュ方式と言われています。
押し出し方式です。

つまり、計画に応じて生産して行きます。

でも、短所があるのですね。

例えば、後工程にトラブルが発生して作業が出来ない場合、
それでも計画があれば、前工程は、物を作ってしまいます。

計画主導です。
在庫が増えてしまいます。

そこで、カンバン方式のように、必要な分だけ前工程に物を取りいく計画、サプライチェーンマネジメント(SCM)が出来ました。
原材料メーカーから組立メーカー、物流、小売、消費者までの全体の最適化を目指すことです。

カンバン方式をコンピュータで行っているのがサプライチェーンマネジメントなんです。

これは、必要な分のみ、前工程の計画を作ります。

ジャストインタイムです。
在庫が最小になります。

サプライチェーンマネジメントの狙いとしては、次のようなことがあります。

  • 顧客の供給スピードの向上
  • 商品の短ライフサイクルによるデッドストックの防止
  • 商品在庫の大幅な圧縮
  • 豊富な品揃え
  • 欠品防止
  • 誤出荷の防止
  • 納期遵守率の向上
  • 顧客の要求変化への迅速な対応

などです。

でも、これも短所があります。

前工程のサイクルタイムが長い場合や、後工程がトラブルが多いとお客の納期を満足することができなくなります。

それぞれ、一長一短あります。

現在は、主に、MRPとSCMのやり方が生産計画、調達計画の主流ですね。
この機能は、生産管理システムや購買管理システムが持っています。

部品や原材料などを発注する場合は、生産管理システムや購買管理システムの発注の機能をを確認した方がよいと思います。

あなたの会社の製造形態にあわせたやり方を選択した方がいいですね。



[↑一番上へ]
[販売管理の知識(ホームへ)]
14:050703