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回収業務


回収業務について説明します。

「代金の回収日」が来ると、「請求書」によって、「得意先」から「売上の代金」の入金がおこなわれます。
「回収方法」は、「取引条件」に記載した方法です。
一般的には、「銀行振込」による入金です。

経理担当者は、得意先からの「入金金額」が、「請求金額」と一致しているかどうかを確認します。
問題なければ、「入金伝票」を作成します。
その後、仕訳します。

「回収業務」は、次のような流れになります。
  1. 入金の確認
  2. 入金伝票の作成と記帳
  3. 入金の消し込み
です。

それぞれについて説明します。

  1. 入金の確認
    取引先からの「入金額」と「請求額」をつき合わせて、入金された取引の確認をおこないます。


  2. 入金伝票の作成と記帳
    経理担当者は、取引先からの入金を「入金伝票」に記載します。

    入金伝票の記載項目には、次のような項目があります。

    • 入金日
    • 伝票番号
    • 得意先
    • 回収方法
    • 入金金額

    などです。


    「入金金額」を仕訳します。
    売上を記帳したときは、「売掛金」にしましたので、「売掛金」が減少します。
    「銀行の預金」(現金)が増加します。


  3. 入金の消し込み
    「過去の取引」と「入金金額」を確認し、どの取引に対する入金があったのか確認しておきます。
    この作業を「消し込み」と呼びます。

    代金の「回収の期間」が長い場合は、特に注意が必要です。



●「請求と回収」の関連ページです。


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