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見積依頼


「見積依頼」の業務について説明します。

新たに「仕入先」を選定する際には、仕入先に「見積依頼」をおこないます。
「取引条件」、「商品の価格」、「供給体制」などを検討します。

1社だけではなく、複数の「仕入先」に対して見積依頼をおこないます。
比較検討します。

「見積依頼」の業務は次のような流れになります。
  1. 購買依頼
    製造業などでは、「商品・材料・部品」などの購入品について必要な部門(設計部門や技術部門)が、購買部門へ「購買依頼書」を発行します。

    こんな、「商品・材料・部品」などを買って欲しいという依頼ですね。
    「商品・材料・部品」などの仕様などを明確にします。


  2. 見積もり
    購買部門は、「購買依頼書」に基づき、「購買予定先」を探し、指定された仕様の「商品・材料・部品」などの適切な「購入仕入先」を選択します。
    仕入先に「見積書」の提出を求めます。


  3. 単価検討
    仕入先からの「商品・材料・部品」などの「見積もり」について「見積もり合わせ」をおこないます。

    「価格」、「品質」、「荷姿」、「納期」、「輸送条件」などを比較検討します。
    購入条件にもっとも適した有利な条件のところを選び、「購入先(仕入先)」を決定します。

    条件に合わなければ交渉します。

です。


仕入先を「選定するときの判断基準」は次のようなものがあります。

  • 必要な商品を継続的、かつ安定的に供給し続けられるか。
  • 商品の品質に問題がないか、商品の価格が同業他社に比較して安価であるか。
  • 発注から入荷までのリードタイムが短いか、納期の遅延はないか。
  • その他、企業方針や決算書情報などの業績に問題はないか。

などです。




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